墓石の種類と値段

墓石の種類と値段

墓石ってどうやって選ぶの?

お墓選びの重要な要素には、墓石と墓地があります。 墓石 選び方のポイントは、まず墓石に適した素材の石を選ぶことです。 墓石は基本的に室外の墓地に設置されているため、四季のある日本では雨の日や雪の日などにも墓石がそのまま悪天候にさらされる状況となります。 そういった場合に重要となってくるのが(1)耐久性が高い墓石であること(2)見た目の美しさを保てる墓石であることです。 購入当初はキレイだけれど、数年、雨風にさらされたらヒビが入った…年々石の色がくすんできて見た目の美しさが損なわれてきた…といった墓石では困ります。 なお、墓石の費用はピンキリですが、やみくもに値段が高ければ品質が良いというわけではありません。 単純に、石の採石量、石の歩留まり(採石された石のなかで製品化できる割合)などの影響で値段が高くなっているケースもあるため、一概に「費用が高い=良い墓石」といった判断基準にはなりません。 また、墓石選びに大きく関わってくるのが墓石屋や石材店ですが、墓石はお高い買い物となるので、こちらの希望にしっかりと応えてくれ、アフターフォローやアフターサービスをしてくれる石材店を選ぶことが重要です。


墓石にはどんなデザインがあるの?

墓石のデザインにはさまざまなものがありますが、大きく分けて(1)和型墓石、(2)洋型墓石、(3)デザイン墓石があります。 日本人にとって日如いうに馴染み深いのが和型墓石です。昔からある墓地などでは、同じような型の和型墓石が並んでいることも多く、昔は選択肢もあまりありませんでした。 しかし、宗教・宗派が自由な霊園が増えてきた現在では、洋型墓石を選ばれる方も増えてきましたし、洋型墓石は落ち着いた色合いが中心の和型墓石とは違って、明るめの墓石のものも多く選択肢も増えます。 また、和型墓石と洋型墓石の双方の良さを取り入れたデザイン、あるいはオリジナリティ溢れる型が、デザイン墓石で、中には完全オーダーメイドデザインなものもあります。 近年では、個性あふれる墓石が認められてきていますので、検討されるのも良いかもしれません。


墓石に刻む文字は何ですか?

お墓に彫刻する文字(竿石=墓石の正面の石)としては、昔ながらの和形墓石の場合は、宗教や宗派によって基本的な文字が決まっています。


墓石に刻む一般的な文字とは

昔ながらの彫刻文字の一例

【各宗派共通の文字】

  • 先祖代々之墓
  • ○○家之墓
  • ○○家先祖代々之墓

天台宗 南無阿弥陀仏/南無阿弥陀佛
真言宗 南無大師遍照金剛
浄土真宗 南無阿弥陀仏/南無阿弥陀佛/倶會一処
浄土宗 南無阿弥陀仏/南無阿弥陀佛
日蓮宗 南無妙法蓮華経
真宗 南無阿弥陀仏/南無阿弥陀佛
禅宗 南無釈迦牟尼仏/南無釈迦牟尼佛
神式 ○○家奥津城

洋型墓石などに刻む象徴的な短い文字とは

最近では、洋型墓石などに1文字、2文字、数文字といった短い象徴的な文字を刻むことが多くなっています。


一文字の場合の一例

絆 心 祈 空 悠 和 憩 薫 情 伝 逢 安 優 彩 穏 花 華 梵 翔 禅 星 海 楽 樂 願 慈 輝 仰 宙 倖 幸 魂 治 偲 曙 奏 浄 信 真 眞 雲 静 靜 道 如 風 眠 夢 無 命 遊 佛 昴 昇 燈 灯 遥 蘇 葵 懐 光 寧 慕 尊 睦 悟 喜 祥 悦 泰 聖 厳 誠 慧 円 成 交 礎 想 歩 樹 誉 魅 旅 然 縁 苑


二文字の場合の一例

永遠 喜悦 天空 自然 悠久 穏和 光遊 希望 再会 天舞 天遊 永眠 旅路 星空 悠々 無限 清心 平安 清染 天命 冥心 静偲 至心 永久 光舞 飛翔 碧空 夢元 夢幻 夢想 大樹 光道 雄飛 佛心 彼方 和楽 回想 心月 故郷 彩想 美風 日天 無為 笑顔 藹藹 藹々 呑風 解脱 趣道 無心 真如